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「採用?うちみたいな会社、優秀な学生は応募してくれないんじゃない?」
実はこの言葉にはある”嘘”が隠れていました。
この基本的な問い掛けから、分かってきた事があります。
まずは採用方法です。
採用方法は以前採用出来ていた時のやり方から何も変えていません。
それにも関わらず、なぜか優秀な学生の反応が圧倒的に悪くなりました。
そして環境の変化はどうでしょうか?
先程もお話しましたが、
中小企業の置かれている状況は大きく変化を迎えていました。
また、採用市場も大きく変動していますが、優秀な学生にとっては、企業が学生を選ぶ立場ではなく、学生から選ばれる立場というのは、どのような市場環境でも変わらないのです。
すると、これまで特に意識してこなかった
「学生の気持ち」を考える事が大切になってきました。
今の学生は何を考え、どんな基準で仕事を選んでいるのか?
書籍を読み研究し、若者心理の専門家にアドバイスを求め、
学生から直接「生の声」を聞くことで、分かってきたポイントがあります。
専門家・学生が教えてくれた”仕事選びのポイント”は次のような事でした。
●学生の意識が「就職」から「就社」へ変化していること
現在の学生の考え方は、職業を選ぶ『就職』ではなく会社を選ぶ『就社』になっています。
社風を重視し、入社してからの待遇や、どのように成長できるのかに重点を置いています。
SE、PGになりたいから選ぶのではなく、その会社がどういう会社かを見ているというのです。
●「報酬」より「やりがい」が選ぶ基準になっているという事
多くの学生が最も重要視するのが、「自分のやりたい仕事が出来る会社か」、
次いで多いのが、「働きがいがある会社か」ということでした。
今の学生は、「報酬」よりも、「やりがい」を重視して会社を選んでいるようです。
●「社風が良い会社」や「社長の意識」が選択の基準になっているという事
「自分のやりたい仕事が出来る会社か」「働きがいがある会社か」はもちろんですが、
ここ最近増えているのが、「社風が良い会社」「社長の意識」「一生続けられるか」。
なるほど、今後は選考の中でどうやってそれを伝えるかという事がポイントになりますね。
●成長する機会があるかどうかが大きなポイントになるということ
現代の学生は教育や成長できるかということに関して非常に関心度合いが高い。
また、今までの中小企業の社内教育といえば、OJTが主流であり、
実はそのOJTに「本当に教えてくれるのか」と、不安を抱えている学生も多いということ。
これは、今までの我々の採用の考え方を大きく変える考え方でした。
これまでは会社の説明や業務内容を伝え、報酬に関する話を中心にして、
能力テストを受けて貰うという流れでした。
しかし、学生の考え方が変わった以上、こちら側の採用の仕組みも
学生に合わせて変える必要があると考えました。
そこで、少しずつ出来る事から変えていくことにしました。
変化させたポイントは次の通りです。
【採用方法における変化点】
この活動を通じて、徐々に学生の反応が良くなっていくのを感じました。
たとえば、採用活動中の20名の学生を集め、 「就職活動で困っていることは?」
と質問したところ、18名の学生から
「選考会場の場所わからない。」「迷ってしまう。」
「地図をあらかじめ送ってくれると便利。」というように、
会社説明会、選考会の場所がわからないという答えが返ってきました。
そこで、どうにかしてこの問題を改善したいと考え、ある対策を施しました。
それは、、、
説明会や選考会にエントリーしてくれた学生に対して、
エントリーのお礼を兼ねた案内のメールを送り、
そのメールに会場の地図を添付するというものです。
すると、驚いたことに本当に説明会・選考会への参加人数が大きく変わりました。
会社説明会への参加率が20.0%から53.8%に大幅アップ!!
大手企業の平均値が40.2%だという事からもかなりの成功であった事がわかります。
これらの活動を通じて分かった事があります。
それは採用にも戦略が必要だということです。
そしてこれまでの私達の活動がどれだけ戦略無き状態だったかということです。
学生は欲しいと考えるだけでは採用できません。
その学生に入社を決意して貰うまでの大切なプロセスがあるのです。
結果的に私たちは、昨年度、夏採用から始めて17名の学生を採用できました。
その裏には20名を超える学生を最終面接でお断りするという事実もありました。
(←17名入社後の集合写真)
今年度も春採用だけで目標の学生との内定が終了しており、
内定辞退率も0%という実績を続けています。
中小企業は採用できない?それは嘘です。
採用するための戦略を知らないだけなのです。
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